コレクション展(常設展)
モチーフを求めて
今回のコレクション展「モチーフを求めて」では、節子が画業のその時々において追求した、絵に描く題材「モチーフ」に注目します。画業の初期には、身近な存在である机上の静物や室内の風景を主に描いていた節子。子どもたちの自立を機に49歳でフランスに渡ると、異国の地でかえって日本人であることを再認識し、帰国後は埴輪や古い壺などの古代美術をモチーフに制作を始めます。その後、60歳を過ぎて再びフランスへ移住すると、ヨーロッパ各地を巡って数々の風景画を生み出しました。長い画業の中で、時代や場所を越えて大きくひろがっていく節子のモチーフの変化をどうぞお楽しみください。
本展ではまた、令和3年度に寄託され、修復後初の公開となる夫・三岸好太郎の《海》を展示します。節子が「天才」と評した夭折の画家・好太郎の希少な作品にぜひご注目ください。
会期 | 2023年9月16日(土)‐11月19日(日) (終了しました) |
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会場 | 1階 常設展示室 |
開催時間 | 午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(9月18日(祝)、10月9日(祝)は開館)、9月19日(火)、10月10日(火) |
観覧料 | 一般1000円・高大生500円・中学生以下無料(特別展含む) ※一宮市内在住の満65歳以上で住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方、および身体障害者手帳・戦傷病者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を持参の方(ミライロID可、付添人一人を含む)は無料 ※20名以上の団体は2割引 |