一宮市三岸節子記念美術館

ICHINOMIYA CITY MEMORIAL ART MUSEUM of SETSUKO MIGISHI

コレクション展(常設展)

色彩の詩

 今回のコレクション展「色彩の詩(うた)」では、「色彩画家」と呼ばれた三岸節子にとっての「色彩」に注目します。節子は色彩について、次のような言葉を残しています。「色彩の追求、色彩の画面での決定が即ち造型を究める手段でありタブローの骨格をなし、デッサンでありもするのです。色彩が快い詩を唄ひださなくては絵画(タブロー)は軌道に乗らないのです。」―。この言葉から、節子がいかに色彩を重んじていたのかが窺えます。
 節子は長い画業の中で、ときに黄色に執着し、ときに燃えるような朱に熱狂し、渋い茶や緑などに惹かれながら、色彩豊かな作品を生み出してきました。様々な色彩が奏でる節子の「詩(うた)」をお楽しみください。   

会期 2024年4月16日(火)‐7月7日(日)
会場 1階 常設展示室
開催時間 午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(4月29日(祝)、5月6日(振)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
観覧料 一般320円・高大生210円・中学生以下無料
※一宮市内在住の満65歳以上で住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方、および身体障害者手帳・戦傷病者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を持参の方(ミライロID可、付添人一人を含む)は無料
※20名以上の団体は2割引
関連行事 学芸員によるガイドツアー
 日時:5月3日(金・祝)、6月13日(木) 各日午後2時~  料金:無料(要観覧券)  申込み:不要(直接会場)