一宮市三岸節子記念美術館

ICHINOMIYA CITY MEMORIAL ART MUSEUM of SETSUKO MIGISHI

特別展・企画展

開館20周年記念特別展 「美人画 ―培広庵コレクション展―」

明治以降の日本画独特の領域のひとつに「美人画」があります。江戸時代に庶民の文化が開花するとともに浮世絵として流行した美人絵からの流れであり、以降時代ごとの空気をまといながら変化してきた世界です。
文明開化により新たに流入した洋画の技法を取り入れ、西洋画の女性像に近い作品が明治30年以降には発表されるようになりました。浮世絵に象徴される江戸の生活感情を作品に色濃く残す一方、西洋文学からの影響を思わせるロマンチックな文学性や感傷的な表現に作風の特色が表わされています。明治末から大正期になると社会変動による虚無的、退廃感を帯びた作品も描かれるようになり、時代を彩り、その後個性ある作品が溢れることとなっていきます。
培広庵(ばいこうあん)コレクションは、表現に常に理想美を求め、高尚な上村松園や鏑木清方らの作品から、東京の山川秀峰、大阪の北野恒富らの退廃的な気配を感じる作品まで、明治から昭和にかけての変化をつぶさに眺めることができる日本有数の美人画コレクションです。本展では、これらの作品の魅力を引き立てている日本の伝統美にも着目しながら、近代美人画の逸品を紹介いたします。(展示作品数 約70点)

開催概要

会期 2019年1月19日(土) - 3月3日(日)
会場 2階 一般展示室・実習展示室
開催時間 午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(ただし2月11日(月・祝)は開館)、2月12日(火)
観覧料 一般800円、高大生400円、小中生200円
※コレクション展(常設展)観覧料を含む
※20名以上の団体は2割引
※一宮市内の満65歳以上で住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方、および身体障害者手帳・戦傷病者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を持参の方(付添人1人を含む)は無料
主催 一宮市三岸節子記念美術館、中日新聞社
協力 培広庵、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社

山川秀峰「安倍野」昭和3(1928)年 絹本着色

山川秀峰「素踊」昭和6(1931)年 絹本着色

廣田百豊「太夫」昭和10(1935)年 絹本着色

関連行事

◆ オープニングトーク「コレクターよもやまばなし」

日時 1月19日(土) 14:00~
講師 培広庵さん
参加費 無料(要観覧券)
申込み 不要(当日直接会場)

◆ 「培広庵 美人画コレクションを楽しもう!」

日時 2月10日(日) 14:00~(開場13:30)
講師 鎌倉市鏑木清方記念美術館学芸員 今西彩子さん
参加費 無料
申込み 不要(当日直接会場)

◆ 学芸員によるギャラリートーク

日時 1月26日(土)、2月16日(土) 各日14:00~
参加費 無料(要観覧券)
申込み 不要(当日直接会場)

◆ せつこっこクラブ1月「美人画フクワライ」

内容 展示作品を鑑賞したあと、みんなで1枚の大きな美人画をつくります。できあがった作品は館内に展示します。
日時 1月20日(日) 13:30~16:00
対象 年長~小学6年生
参加費 無料
定員 18人(抽選)
申込み 12月26日(水)までに電話かメール、ハガキで申し込み。郵便番号・住所・参加者名(ふりがな)・学校名・学年・電話番号・保護者名を記入し「美人画フクワライ」と明記の上、三岸節子記念美術館(〒494-0007 一宮市小信中島字郷南3147-1 TEL 0586-63-2892 メールアドレス migishi@city.ichinomiya.lg.jp)まで。締め切り後、郵送で返信

◆ 尾西歴史民俗資料館たびぞうクラブ特別講座「私の掛軸をつくる」

内容 日本画の手法を学んで絵を描き、オリジナルの掛軸を仕立てます。
日時 2月24日(日) 13:00~16:00
対象 小学5年生~高校生
参加費 無料
定員 20人(抽選)
申込み 2月5日(火)までに電話かメール、ハガキで申し込み。郵便番号・住所・参加者名(ふりがな)・学校名・学年・電話番号・保護者名を記入し「掛軸をつくる」と明記の上、三岸節子記念美術館(〒494-0007 一宮市小信中島字郷南3147-1 TEL 0586-63-2892 メールアドレス migishi@city.ichinomiya.lg.jp)まで。締め切り後、郵送で返信