せつこっこクラブ

「せつこっこクラブ」は、たくさんの子供たちに美術館を身近に感じてもらうための教育普及プログラムです。毎月1回土曜日に定期的に活動します。展覧会や季節に合わせたワークショップ、絵の鑑賞会、近隣の美術館の見学など楽しい催し物がいっぱいです。ぜひ参加してみてください!
※募集は一宮市の広報、美術館ホームページ等で、それぞれの催し物ごとに行います。

平成28年度 せつこっこクラブ12月

「びじゅつかんでボードゲームたいかい!」
活動報告

今回のせつこっこクラブでは、クリスマスも近づきワクワクする季節の中、みんなで和気あいあいと遊べたらいいな…という着想から、「ボードゲーム・アートカードを使って、楽しみながら作品鑑賞の目を養う」ことを狙いとしました。

 

はじめにアイスブレイクとして、名古屋市美術館アートカードを使った「共通点さがしゲーム」をしました。絵画、彫刻など表現様式や制作年代が異なる作品カードの中から、似ているものを2つ選び出します。なぜそれが似ていると思ったのか、スタッフは理由を聞いていきます。
石の彫刻作品と、暗い画面の絵画作品を並べて「黒いところが似ている」と教えてくれた子など、子どもたちは特に作品の色や形に注目していました。

それから自己紹介をしながら「とっておきの一枚ゲーム」を行いました。アートカードをランダムに1枚配り、その作品について、好きなところを考えて紹介してもらうゲームです。 話をする子には「コミュニケーションボール」を持ってもらいます。話し終わったらまだ話していない別の子にボールを渡します。
いきなり配られたカードを見て、作品の好きなところを考え出すのは少し時間がかかった子もいました。しかし話せない子・黙ってパスしてしまう子は一人も居らず、全員好きなところを見つけて紹介してくれました。


作品を観る「目とあたま」の準備ができたところで、4つのグループに分かれてゲームを楽しみました。今回は「驚異の部屋 芸術に隠されたアレゴリー(ボードゲーム)」「Museum Box 宝箱(神奈川県立近代美術館アートカード)」「名古屋市美術館アートカード」を用意し、子どもたちには好きなゲームを選んでもらいました。

どのゲームも、カードに描かれた作品をよく観ることが勝利条件です。複雑な西洋宗教絵画や抽象画などでも、子どもたちは驚くほど集中して細部を見ていました。終わるころには「もっとやりたーい!」との声も上がるほどでした。



カードを片付けてから、展示室のルール「@作品をさわらないA館内では走らないB騒がないC展示室内でのメモは鉛筆で」を確認しました。 次のゲームは常設展示室に移動して「絵の中にあるものをとにかくたくさん見つけるゲーム」。三岸節子《室内》の中から@絵の中に描いてあるものA絵の外に描いてあるものや絵の中に隠されて描いてあるもの、をとにかくたくさん見つけるゲームです。 たくさんの手が挙がり、絵の中から「魚」や「ゴジラ」、「ハート」を見つけてくれた子もいました。 (学芸員 阿部 美里)

終わりに参加者アンケートを書いてもらいました。

<どんなところが面白かったですか?(表記は原文のまま)>
・ゲームであそぶのは、おもしろかった。絵の中から見つけるのはいろいろ考えてみんなが言っていたことを見て「そうか。」と思えるものがいっぱいあった。(小2・女子)
・せつこさんのえで、とうもろこしがおどっていた。(小3・女子)
・たくさんの絵がみれました。(小4・男子)
・今日は楽しみにしていたボードゲーム大会に行けてよかったと思ったし、思ったより全然楽しかったので、また参加させて下さい!(小6・女子)