せつこっこクラブ

「せつこっこクラブ」は、たくさんの子供たちに美術館を身近に感じてもらうための教育普及プログラムです。毎月1回土曜日に定期的に活動します。展覧会や季節に合わせたワークショップ、絵の鑑賞会、近隣の美術館の見学など楽しい催し物がいっぱいです。ぜひ参加してみてください!
※募集は一宮市の広報、美術館ホームページ等で、それぞれの催し物ごとに行います。

平成26年度 せつこっこクラブ4月

「美術館たんけん」 活動報告

<内容>
毎年春に行っている美術館たんけん。いつもは入ることのない事務所、屋上、作業用エレベータ、収蔵庫前室を、クイズに答えながら美術館の外と中をぐるりとめぐります。

まずは美術館の外を周り、のこぎり屋根の建物や土蔵、作品搬入口を見学します。美術館の近所に住む子どもたちが多かったため、のこぎり屋根は見たことがあるという子がほとんど。でも、美術館の屋根がそれをまねして作られていることに気づいている子はあまりいませんでした。

 

・第1のクイズ「これはどの絵のピースかな?」

ワークシートにはそれぞれ違う絵の一部分を拡大コピーしたものが貼られています。それをもとに展示室のどの作品かを探します。作品名、何が描かれているかを確認し、答え合わせ。絵のピースはさかさまやななめなど、いろいろな向きになっているため、なかなか見つけられない子も。

クイズを解いたら、次は学芸員たちが研究などをする調査研究室へと進みます。

調査研究室の本だなを見て、子どもは何があるのかわからなかったようでしたが、ハンドルを回して棚の中身が見えてくると「本だ!」とびっくり。みんなのお父さんお母さんが生まれるよりもっと前の本がたくさんあるよ、と見せるとまたびっくり。

・第2のクイズ「美術館で働く人をさがせ!」

学芸員、事務、受付、喫茶とさまざまな職種の人がいる美術館、子どもたちが接するのは受付の人などごく一部です。館の職員全員にどんな仕事をしているかインタビューをしました。

事務所の監視カメラが映るモニターを見て、さっき展示室にいたときのみんなもここから見えていたんだよと話すと驚く子どもたち。その後館長室へ入り、館長席に座って館長になった気分を体験しました。

その後、裏口から外へ出て、階段を上って屋上へ行きます。
ここでは美術館の空調を整備しており、さまざまな機械があります。

美術館の周りには家がたくさん!

その後は作品用エレベータで1Fへ降り、収蔵庫前室へ。みんな荷物になった気分です。

・第3のクイズ「美術館の温度は何℃?湿度は何%?」

どこの美術館にも置いてある温湿度計を探し、温度と湿度を確認しました。

この大きな扉の向こうに作品がしまってあり、大切に保管をしていることを話します。子どもたちは扉がどうやって開くのか興味津々のようでした。

 

・第4のクイズ「絵をじっくり見てみよう!」

花は何個ある?生き物はいる?といった質問に答え、最後は自分の好きな1枚を選んでもらいました。 花がいくつかの質問にはいろいろな意見が出て、「花」というタイトルの作品を1枚と数える子から、「ブルゴーニュにて」のように花畑であろう作品、テーブル上の花瓶に生けられたものまで含めて数える子まで様々で、楽しい発見でした。

こうして今年も美術館たんけんはあっという間に終了しました。また来年もみんなが遊びに来てくれるのを待っています。