せつこっこクラブ

「せつこっこクラブ」は、たくさんの子供たちに美術館を身近に感じてもらうための教育普及プログラムです。毎月1回土曜日に定期的に活動します。展覧会や季節に合わせたワークショップ、絵の鑑賞会、近隣の美術館の見学など楽しい催し物がいっぱいです。ぜひ参加してみてください!
※募集は一宮市の広報、美術館ホームページ等で、それぞれの催し物ごとに行います。

平成26年度 美術実技講座

「ナラの木で木べらをつくろう」 活動報告

<テーマ>
木の材質を学び、その特性を生かした生活道具を制作する。

 

<内容>
ナラの木をナイフで削り、料理をするときに使用する木べらを制作しました。昨年までの講座の対象は中学生以上の一般でしたが、今回は親子参加も可ということで多くの親子が参加をしてくれました。

刃物の使い方、木の削り方、木べらの手入れ等を講師から聞きつつ、集中して制作しました。

 

 

大まかな形に先生が切り出した木の面取り作業からスタート。
削り始めが一番木が堅く、時間内に終わるのか不安な参加者もちらほら。しかし一時間も削るとそれぞれに個性が現れ、柄を細くしたい人、先をとがらせたい人等、自分の使いやすい木べらに仕上げていきます。

 

その後全体を一度水ぶきします。そうすることで木の表面が呼吸を始め、だんだんと毛羽立ってくるそう。そこをまた削り、乾いたら紙やすりをかけるという作業を2回行います。

 

その間に、バーニングペンというペン先が600度にもなるペンで柄に模様を入れます。
焦がしながら文字を入れる道具です。

それぞれ講座の日付やサイン、絵などを書きます。この作業は削り終えた達成感もあってか、皆さんとても楽しそうでした。

 

 

 

最後にえごま油を全体に塗って仕上げます。

この工程を行うことで、木が汚れに強くなるとのことで、油は菜種油やオリーブオイルなど、何でもよいそう。

調理の際に油がはねるため、特別な手入れ等は必要なく、そして何年も使い続けることができ、結果的にとてもエコな道具だと感じました。