受贈記念 筧忠治展〜自画像を描き続けて80年〜

会 期
: 平成21年10月10日(土)〜11月15日(日)
休館日
 
: 10月13日(火)、19日(月)、26日(月)
  11月2日(月)、4日(水)、9日(月)
主 催
: 一宮市三岸節子記念美術館・朝日新聞社
会 場
 
: 一宮市三岸節子記念美術館
 (2F一般展示室・実習展示室)
観覧料
 
 
 
 
 
: 一般600円 高大生300円 小中生150円
※20名以上の団体は2割引
※一宮市内の小中学生は無料
※一宮市内在住の満65歳以上で住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方、および身体障害者手帳等を持参の方(付添い人1人を含む)は無料

 筧忠治(1908-2004)は、現在の一宮市萩原町東宮重に生まれ、市内小信中島で機屋を営む父のもとで幼少期を過ごしました。9歳の時に名古屋市中区上前津に転居し、高等小学校卒業後に愛知県測候所(現・名古屋地方気象台)に勤務するようになってから画家を志しますが、画壇との交流もなくほとんど独学で絵を描き続けました。1949年の中部日本美術展に《虫眼鏡を持てる老母》で衝撃的なデビューを果たすものの、翌年公募展に2回出品したのみでまたもや沈黙。世間にその名を知られるようになったのは、定年退職後にはじめて個展を開き、また旧知の仲間と共に展覧会活動をするようになってからのことです。そして、1998年に初めての全貌展が刈谷市美術館で開催され(2000年に一宮市博物館においても開催)、その間、1998年「くちなし賞」(中部日本放送)、2000年「第1回円空大賞」円空賞(岐阜県)、さらには平成12年度名古屋市芸術賞芸術特賞を受賞しました。
 没後、一宮市博物館では《自画像17》《ノラ》をはじめ12点の作品をご遺族のご厚意により収蔵し、この度さらに、「自画像」の画法習得まで日々格闘した19歳の頃からのペン画自画像、《虫眼鏡を持てる老母》《男の像》《池下風景》などの油彩画、こだわり続けた油彩画「花」シリーズ、繊細なエッチング作品など数多くの作品や資料をご寄贈いただきました。これを記念して、筧忠治が幼少期を過ごした小信中島に建つ一宮市三岸節子記念美術館において、油彩・素描画約70点、エッチング約40点を展観してその80年にわたる画業を偲びたいと思います。

関連行事

  1. シンポジウム「筧忠治をめぐる四題」 10月17日(土) 午後2時〜4時
    美術館講義室にて 申込不要 聴講無料
    ■パネラー
    木本文平氏(碧南市藤井達吉現代美術館館長)・鈴木敏春氏(美術批評/NPO法人愛知アートコレクティブ代表理事)・三頭谷鷹史氏(美術評論家/名古屋造形大学教授)・宮崎玲子氏(美術エッセイスト/愛知県美術館友の会顧問)
  2. ワークショップ「自画像に挑戦」
    筧忠治の「自画像」にちなんで、実際に鏡を見ながら自画像に挑戦し、デッサンの面白さとテクニックを学びます。

    ■10月31日(土)
    (1)午前10時〜正午 対象:小中学生
    (2)午後2時〜4時  対象:15歳以上(中学生を除く)
    定員:各16名
    会場:美術館講義室
    講師:原菜摘(はら・なつむ)氏(美術家/原美術研究所)
    申込方法:往復ハガキにプログラム名、住所、氏名、年齢(学年)、電話番号を記入の上美術館まで。10月19日(月)必着。
    参加費:当日、材料代として(1)500円(2)800円徴収します。

  3. 学芸員による展示説明会
    10月24日(土)・11月14日(土) いずれも美術館2階展示室にて午後2時〜3時 申込不要
  4. ミュージアムコンサート
    日時:11月3日(火・祝)午後6時〜

交通案内

▲ページトップに戻る